Video Assistが発売された時はその安さに驚愕でした
HDMI・SDI入力ができるレコーダー兼モニター
それまではAtomosとかで似たような機器がありましたが
値段がVideo Assistの数倍でちょっと手が出せなかったですが
Video Assistだとちょっと遊びで買ってみようかなと思える値段だったので
予約しましたがなかなか到着せず長い間待たされたことを覚えています
その後Video Assist 4Kが発売され両方持っているので
それぞれの長短・使用感をレビュー
分配器として使える
初めて知った時は驚きましたが
SDI IN → SDI OUT + HDMI OUT
HDMI IN → SDI OUT + HDMI OUT
という具合に入力信号をSDI・HDMI両方から出力できます
SDI IN → HDMI OUT
HDMI IN → SDI OUT
という具合に信号変換器として使うこともあります
急に変換が必要になったけど手持ちがなかった時に
Video Assistを変換器として使って凌いだことがあります
SDカードスロット
Video AssistはSDカード1枚しか挿さらないのですが
Video Assist 4KはSDカードを2枚挿すことができます
長時間収録の時なんかに差し替えることなくシームレスに収録することが可能になります
SDI端子
↑Video Assist
↑Video Assist 4K
Video Assist はSDI端子が特殊な形状なので他のケーブルを使いまわすことができないですが
Video Assist 4K は普段使っているSDIケーブルを使いませます
ケーブルは予備も持ち歩くことを考えると種類は少なければ少ないほど助かりますね
バッテリー
Canonのバッテリーを持っていないのでバッテリー駆動をさせる運用はなし
Video Assist は高級感がありすごくかっこいいのですが
バッテリーをつけるとそれなりの重さになりますので
1眼レフなどのモニターとして使うのには向いていないと考えています
1眼レフ等のモバイルモニターとして使うのであれば Video Assist ではなく
こちらのGechicのモニタがおすすめです
音声入力
この機能もVideo Assist 4Kで追加されましたが
正直この機能が必要なケースが思いつきません
音声入力の有無は必要な人以外にとっては購入理由にはならないでしょう
感想
個人的には4Kで表示・収録する必要は全く感じていないのですが
- デュアルSDカードスロット
- 表示領域の広さ
- SDI端子が使いまわせる
この辺りの理由で断然 Video Assist 4K の方が使い勝手がいいので
これから買う方は予算に余裕があれば絶対に4Kの方がいいです