禁煙という大きなプロジェクトを達成するためには入念な準備が必要

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  • もう吸える場所がない
  • 周りもどんどん辞めて行く
  • タバコを吸う時間は変わらないが喫煙所を探している時間が増えた
  • 喫煙者の自分から見ても喫煙者のマナーの悪さが気になる(同じと思われたくない)

もうタバコを吸う理由が見当たらなくなったので禁煙をすることにしました

筆者はこれまで
短いのでは1時間くらいから
長いので3ヶ月くらいまで

何度も禁煙をしていますがまあ結果はアレです

ですが今度はなぜかうまくいくような気がしています

それは禁煙を始めるに辺りしっかりと準備ができた結果

心の底から

「今回はできるな」

と思えたからです

これまでなんども禁煙を試みて失敗しているので
禁煙が失敗する多くの要素をあらかじめ潰して挑みます

今回の禁煙の準備・経過を記録していこうと思います

少しでもこれから禁煙をしようとしている方のためになるよう
一生懸命書いてみます

禁煙中にタバコが吸いたくなるタイミング

  • 食後
  • 寝起き
  • 酒の席
  • 決断を迫られた時
  • タバコを吸う人と話す時
  • 運転中
  • 映画を見た時
  • プレッシャーがかかった時

などなど

タバコが欲しくなるタイミングはたくさんありますが

食後や寝起きはどうしても回避できませんが

他の酒の席や運転中なんかは回避できるので
タバコが吸いたくなるトリガーになりそうな場所・人・イベントは全て控えます

運転もしないし
酒の席にも出席しない
タバコを吸う人ともしばらくは会わない

といった禁煙の障害になりそうなものは可能な限り回避します

可能なら仕事をしていないタイミングで禁煙を始めるのがいいです

仕事をしているとどうしてもストレス・プレッシャーと無縁ではいられないですからね

なぜタバコをやめるのかを明確にする

筆者は今回タバコをやめる理由として

カッコつけたくて始めたのにダサ過ぎる
筆者がタバコを吸い始めたのは17歳の時、周りの連中が吸っているのを見て自分も遅れてはいけないと
必死でゲホゲホむせながらタバコを覚えました

当時はなんとなくポケットからライターを出してタバコに火をつける → 煙を吐き出す

という一連の流れがあまりにもカッコよく思えたのですが

今となっては完全に社会不適合者
時代が変わったのに変われない惨めな大人の象徴
自己管理のできないダメ人間

となっている気がして
周りの喫煙者を見ていても

仕事ができる人 → タバコ吸わない
仕事ができない人 → タバコ吸う

礼儀正しく人当たりのいい人 → タバコ吸わない
気難しく話しづらい人 → タバコ吸う

独身 → タバコ吸う
既婚者子持ち → タバコ吸わない

裕福 → タバコ吸わない
貧乏 → タバコ吸う

スマート → タバコ吸わない
デブ → タバコ吸う

全ての人に当てはまる訳ではないですが 多くのケースで上のようになっているのを見て 自分がどっちに属していたいかを考えた時に

一刻も早くタバコをやめたい

これを見た上でタバコを吸い続ける選択肢はない

と考えていました

他にも
勉強する時間が欲しい!
タバコを吸っていると吸っている時間 + 喫煙所を探している時間 + タバコを吸うタイミングを伺っている時間など
直接吸っている時間以外にも相当な時間を浪費していることに気づきその時間を勉強に充てると圧倒的成長が得られるのではないかと思いました

また
外国語を話している時にどうしても集中力が続かないだったり、聞こえているのにすぐに忘れるなど
脳をリフレッシュして勉強の効率を上げたい

そのためにはタバコをやめる以外に方法はないので禁煙します

これまでの失敗パターン

節約のためにタバコをやめる
禁煙が辛くなると「タバコを我慢するより稼ぎを増やせばいい」などと言って吸い始めました

酒の席で勢いで禁煙を宣言
大体24時間もたずに失敗しました
離脱症状で苦しい時になぜこんな苦しみを味わっているのかが理解できず
吸い始めました

禁煙についての知識を持たずに禁煙開始
精神力である程度我慢はするのですが離脱症状を感じ始めると
「この苦しみはいつまで続くんだろう」
「こんな苦しい思いがずっと続くなんて耐えられない」
と考えて吸い始めました

タバコを吸いながらの会話に混じりたくて喫煙
せっかく禁煙がうまくいき離脱症状からも解放されてタバコのことも頭から離れていたのに
入社した会社で先輩・同僚がタバコを吸いながら仕事の話をしているのを見て自らタバコを吸い始める

不安要素の回避

禁煙の知識

まず禁煙についての知識ですが、ネットでいくらでも手に入ります

72時間で体からニコチンは消えて身体的な依存はほとんどなくなるが 心理的依存が残るため辛さは継続すること

しばらく禁煙できたら喫煙欲もなくなりいろいろな理由をつけて1本吸おうとすること
例)
もうタバコ吸いたい気持ちもなくなったし1本くらい吸っても大丈夫だろう
最後にどんな味だったか確認しよう
これだけ禁煙できたから今吸ってもいつでもやめれるだろう
普段全く吸わないけどたまに1本だけ吸う人がいるけど、あんな風になりたい!

しかし99%の人は1本吸ったらまた喫煙者に戻ってしまうことは知っておきましょう

あと禁煙セラピーも読んだ方がいいですね
筆者は納得して良きタイミングで禁煙を開始するため3回読みました

離脱症状の期間や禁煙後のメリット等を知っておくと
モチベーションを高く保って禁煙に取り組めます

吸いたくなったらどうするかをあらかじめ決めておく

タバコが吸いたくなったら15秒カウントする
タバコが吸いたくなったらガムを噛む、フリスクを口に入れる
タバコが吸いたくなったら水を飲む
タバコが吸いたくなったら熱いお茶を飲む
タバコが吸いたくなったら寝る
タバコが吸いたくなったら深呼吸をする
タバコが吸いたくなったらベイプを吸う
タバコが吸いたくなったらフルーツを食べる
タバコが吸いたくなったら散歩する
タバコが吸いたくなったら禁煙セラピーを読む
タバコが吸いたくなったら歯磨きをする

必要そうなものは全て用意して
またタバコ関係のものは全て処分してから禁煙を始めます

タバコも全て水に浸してから捨てました
過去の経験で離脱症状に耐えきれずゴミ箱のタバコを取り出したり
灰皿のタバコに火をつけたりした経験があるので
手元にタバコ関係のものは一切ない状態にして禁煙を始めました

とにかく何が何でも最初の離脱症状を乗り越えることに注力します

大きい出来事がない日を選ぶ

離脱症状が強い時期に感情の起伏が大きい出来事があるとつい吸ってしまうので
わかる限り何もない平穏な時期を選んで始めました

と言っても全く何もない長い期間なんてないので
とりあえず離脱症状が軽くなる1週間、何もない時期を選んで開始しました

並々ならぬ覚悟

禁煙外来に行くことも検討しましたが今回はパス

理由は
比較的簡単に禁煙することができるため再度喫煙する人が多いと読みました

苦しい離脱症状を乗り越えて
「あの離脱症状を耐えること考えたらタバコは1本とはいえとても吸えない」
という心理状態を手に入れたいと考え

自力で禁煙

最後の1本は集中して吸う

タバコとの決別を意識して集中して吸いました

「あれっ最後のタバコどんなんだったっけ?」
「むせるまで吸ってから最後にしたかった」
「最後に不味さを確認してからやめる」

などいろんな理由をつけてタバコを吸い始めた経験があるので

最後の1本は集中して脳に焼き付ける必要があります

身体的依存と心理的依存

個人的な意見ですが
禁煙が困難な理由は身体的依存と心理的依存を同時に解消しようとするからではないかと考えました

なので今回は段階を踏んで
まず身体的依存の解消をしてから

心理的依存の解消をしようと考えています

具体的には
離脱症状が抜けるまではベイプを吸い続けて

離脱症状を感じなくなってきたらベイプをやめる

という順番で禁煙をします

ベイプのリキッドをメンソール系にすれば多少はタバコを吸った感が出て離脱症状の解消になります

経過は数ヶ月後にまた追記します