僕の人生に影響を与えた素晴らしい映画まとめ

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背景

あまりハリウッドの大作が好きにはなれないので
「全米が泣いた」映画は見ません

新しい技術を試すために作られたような映画も好きにはなれず
興行として成功させるために費用対効果を計算しながら作られたような映画

この俳優を使えばこのくらいの客が来るだろう
この監督を使えばこのくらいの話題性があり
この脚本家に書いてもらえば・・・
宣伝にはこのくらいの額を用意して

いい人間と悪い人間が出て主人公が苦悩する分かりやすい感動物や
美男美女が出てきて超人的な能力で苦難を乗り越えヒロインと結ばれる

みたいな映画は1本見れば十分です

と言いながらも時々見たりはするんですけどね

ただやっぱり映画はいいもので素晴らしい作品に出会った時は心が満たされますし
人生の指針になったりするものですね

僕がこれまで見ていいなと思ったものや
物事の価値観や判断基準を変えるきっかけになったもの等
とにかくよかった映画を紹介していきます

「ハリウッドの大作はもう飽きたよ」という方が次に見る映画の参考になれば幸いです

※あまりネタバレしないようにしますが
思い入れのあるシーンなど若干ネタバレがあります

まとめ

ポワカッツィ・ナコイカッツィ

カッツィ三部作を初めて見た時に衝撃を受けました

美しいとも違うし
面白いわけでもない
視聴後のすっきり感は皆無ですし

でも何か胸に迫るものがあり100回は見ました

キック・アス

ヒーローになりたいドジで鈍臭い中2病のおたくの話

ヒーローとは何なのか?を考えることは特になく
幸せな気持ちになれる映画

素晴らしき哉人生

映画に限らず映像作品の原点なのでは?

アメリカでは毎年12月24日に放送されるド定番映画だそうです

デトロイトメタルシティ

こんなに映画を見て笑ったことはないです

犬と私の10の約束

とにかく犬が可愛い

この映画に登場する10の約束は世界中で言われているようですね

大脱走

なぜ男は脱走物が好きなんだろう??

作業音を偽装したり、発掘した砂をバレない様に屋外の砂と混ぜる工夫をしたり
荒唐無稽な脱走ではなく
すごく現実的なリアリティーのある脱走劇だからこそ何度見ても面白いのでしょう

ラブ・アクチュアリー

人ってみんなドジで不器用で失敗ばっかりで
いざという時にうまくいかないものですよね

空港で男の子が職員を振り切って走って・・・
フランス人作家とポルトガル人家政婦の・・・

不器用でうまくいかないけど頑張るからかっこいいんですよね

恋する惑星

返還前の香港と深夜特急に登場する重慶大厦
フェイウォンの演技と音楽
新しいのか古いのかよくわからない世界観をミニチュアで眺める感覚で見る映画

シティオブゴッド

ブラジルに行く前に見ました
スラムに生きるギャングの日常
物語としても面白く映像も埃っぽくていい雰囲気が出ています

闇の子供達

タイを舞台にした臓器売買の話
フィクションであり、タイで日本人が臓器移植したという話はないそうですが

タイで行われているかどうか?
日本人が闇で臓器移植をしたかどうか?

というのはこの際考えず

世界のどこかでは人身売買が行われており
世界の誰かはその恩恵を受けている

と考えると臓器売買についてその一端を垣間見るための映画

この手の映画は他にもあったりしますが制作費の関係か無名の役者を使っていたりしますが
この映画は江口洋介、妻夫木聡、宮崎あおいら大物俳優が参加しているのが驚きです

遠い夜明け

アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国を描いた映画
社会の授業で学ぶアパルトヘイトとは実際どんなものだったのか?

「ガンジー」の監督が製作した映画

教科書からはわからないアパルトヘイトを学ぶ教材

Crossing

北朝鮮が抱える圧倒的絶望感
ニュースからは伝わらない北朝鮮のリアルな生活を描いた映画
日本のすぐ側で今でもこんなことが起きているのかと愕然とします

シルミド

1970年代の韓国の実話
日本と違い隣国に北朝鮮を抱える韓国の苦悩が韓国の映画からは伝わりますね
「シュリ」も良かったですね

ホテルルワンダ

1994年に起きたルワンダ大虐殺を実在したあるホテルを軸に描いた映画
最近でこそ少し増えましたが
数少ないアフリカの雰囲気を感じることができる映画

ビルマVJ

民主化される前の軍事政権下のミャンマーで
命がけでミャンマーの現状を撮影して発信し続けるビデオジャーナリストのドキュメンタリー

今は日本企業が盛んに進出していますが
ほんの数年前まではそんなことは考えれないような国でした

摩天楼はバラ色に

度胸と折れない心で成功をつかむことを誓いました(成功はまだですが、、)

ニューシネマパラダイス

音楽、映写機の音、町の人、映画が唯一の町の娯楽という世界、アルフレード

ネコババしたお金を母親に出してくれるアルフレード

トトのために神父に演技をするアルフレード

町を出るトトが乗る電車に背を向けるアルフレード

有名なラストシーン以外にも名シーンだらけです

完全版にはがっかり!
何であれを出したんだろう

ディレクターズカット版は完璧です

生きてこそ

こんなに感情移入できる映画は他にはありません

暖をとるために椅子を燃やして紙幣を燃やしてギターも燃やす
「俺が死んだら俺を食べてもいいぜ」

ささやかなジョークを交えながら最後まで人であろうとする様子がなんとも

クリスチャンが見るとまた違った見方ができそうですね

モーターサイクルダイアリーズ

チェゲバラの学生時代の南米大陸縦断の旅の話

お世話になったペシェ博士
衣食住とお金と思想を与えてくれたペシェ博士
今後のゲバラの運命を左右する行き先を与えてくれたペシェ博士との別れ際に
ペシェ博士の書いた小説の感想を聞かれ

ペシェ博士「感想を聞かせてくれ」
ゲバラ「陳腐な表現が多くて・・」
ゲバラ「月並みな表現ばかりというか・・」
ペシェ博士「でもいいところもあっただろ?」
ゲバラ「いえ、全部ダメです」
ペシェ博士「・・・・」

このまっすぐなハートがチェゲバラなんでしょう

最後に

筆者は映画を
感情移入ができるかどうか
箱庭感
1シーンでも1セリフでも忘れられないカットがあれば儲けもの

くらいの感覚で映画を見ています

1シーンも思い出せない映画なんていっぱいありますからね(筆者の記憶力が悪いだけかも) 思い出せても何の思い入れもないシーンだったりもするし

並べて見ると筆者は実話や社会派の映画が好きなんですね